民泊とは?規制緩和や展望について

民泊とは

民泊は旅行者が一般の民家に宿泊して、宿泊料金を支払う場合に用いられます。近年話題になった背景に訪日外国人客の増加で宿泊施設の不足から対応手段として空き家、空き部屋を活用して対応することが要因です。

 

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しかし、法規制の整備なしに場当たり的に大都市を中心に中国人観光客を宿泊させたことで問題が発生しております。現在許可を得ていない民泊施設で正常な営業行為とみなされることはないと考えて良いと考えられます。(2017年4月には民泊の規制が緩くなる可能性が高い)

 

日本では、ホテルや旅館などは旅館業法の規制の下で営業をしています。旅館ではなく民家であっても宿泊料を受け取って簡易宿泊営業を常時行う施設は「民宿」と位置付けられております。

 

宿泊者を泊める営業を常時続けて「民泊」と言っても、これは「民宿」となり旅館業法の規制対象となります。(但し、たまたま民泊したい希望者を泊めて、謝礼を受け取っても常時営業ではないので旅館業法の規制対象ではありません)

 

民泊の特例

この規制に対応できる民泊施設は限られた条件をクリアした物件のみです。たとえば、イベント開催時の臨時民泊(イベント民泊)、農林漁業体験民宿業(農家民泊)、国家戦略特区(大田区、大阪府など)における旅館業法の特例などの民泊施設は合法的な民泊と位置付けられています。

 

これ以外は旅館業法の規制対象として、簡易宿泊所営業として、行政の許可が必要となります。

 

一部規制緩和の例としては平成27年6月の閣議により、農家民宿の不足に対応すべく農村漁村地域では宿泊料を取る体験型の民宿が客室床面積33㎡以上あれば可能になりました。これも旅館業法の適用外となります。

 

厚生労働省と観光庁の「民泊サービスのあり方に関する検討会」で当面の対策として2016年4月1日付けで旅館業法の改正が行われました。しかし、消防法や建築基準法をクリアしなければならないなど簡易宿泊所として営業するのは厳しいのが現実です。

 

新しく民泊を始める場合も2017年4月に新しい民泊についての法律改正を待った方が問題にならないと考えられます。(時期は確定ではない)

 

新民泊法では「条例」「営業日数の上限」「住居地域での営業が可能」について制限の緩和が検討されております。特に、家主が住んでいる家の一部を貸し出す「ホームステイ型民泊」は届出制を検討すると報道されています。

 

許可制と届出制

許可制と届出制の違いは許可制とは行政の判断を得たうえでの営業を行えることです。そのために、規制を色々クリアしなければなりません。

 

届出制は監督官庁に事前に通知する義務を課した制度であり制限の範囲が低いのが特徴です。「ホームステイ型民泊」が届出制になると法律に抵触しない民泊営業が可能になります。

 

規制は制限されますが、営業日数の制限、家主が必ず同居するなどの制限はありますのでご注意ください。

 

営業日数については年間180日の可能性が高くなっています。

しかし、180日の営業は180日宿泊ではありませんのでご注意ください。

 

たとえば、一泊二日での予約があるとこれで二日間の営業となります。

組み合わせが悪く、一日おきにお客様を泊めると最高でも90日分の宿泊費しかいただくことができません。

 

集中して予約を取れば、午前中にチェックアウトする客と午後からチェックインする客が連続させて、最高で179泊の宿泊費をいただくことができます。

このことから考えても法律違反のない民泊で利益を得るのは厳しいのが現実です。

 

筆者も2016年5月にオーストラリアで「ホームステイ型民泊」を体験してきました。2連泊で予約をしていました。

 

家主同居の部屋でしたが、ちょうど家主の両親が地方から出てきたので、今回はご両親と別のホテルに宿泊することになり同居はありませんでした。

 

 

 

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2016.07.06 インバウンドブログ

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